アールではオーガニックヘアケアを中心にヘアスタイルをつくらせて頂いています。
なぜオーガニックヘアケアにこだわるのか?
私共は出来るだけ自然の力を使いヘアケアを行いたい。
ヘアデザインを楽しむ為には最低限の科学の力を使う。
この2つを大きなコンセプトにサロン運営を行っています。
美容の世界ではオーガニックやナチュラルという言葉は愛曖昧な感じで使われる事が多く、曖昧な理解の方も多いと思います。
オーガニックやナチュラルだけではヘアスタイルづくりは出来ません。
科学の力があってこそパーマやヘアカラーやストレートなどが出来ます。
時にはヘアケアにも科学の力が必要な場合もあると思います。
ヘアスタイル作りには科学の力が必要と私共は考えます。
それでもなぜオーガニックヘアケアを行うのか?
オーガニックを使用したヘアケアとはどのような事かをお伝え出来ればと思います。
『オーガニックヘアケアとは自然なものだけでヘアケアを行うわけではなく、できるだけ植物由来のものをして、必要最低限の科学の力を借りること』
と私共は位置付しています。
オーガニックやナチュラルで出来たものはお肌や髪に安心度が高く植物の香りで癒されもします。
その反面、保存が長く効かなかったり、効果が中々得られにくかったり時間がかかったりもします。
逆に、科学の力を借りて出来たものはお肌や髪に刺激などで合わない場合があります。
その反面、保存が長く出来たり、お肌や髪のコンデションに合わせて効果が得られこともあります。
また、コストでは自然なもので作られたものは高く、科学で出来たものは安く出来る場合が多いです。
使い続けるには価格のバランスも大切になります。
オーガニックヘアケアを行う為には、私共美容師が髪のコンディションを見極め、希望のスタイルをイメージでき、使用するものの内容成分をきちんと理解して、お客様にわかりやすく説明が出来ないといけません。
例えば、
ヘアカラーを行う場合、私共はエッセンシティというカラー剤を使用します。
こちらのカラーを私共ではオーガニックカラーと読んでいます。
内容成分は、
*89%自然由来成分使用(平均値)
*環境負担を軽減する生分解性に優れた処方
*合成香料、シリコーン、パラフィン(鉱物油)、パラベン不使用
*低アンモニア処方で刺激臭を軽減
*無香料
という内容成分です。
オーガニックカラーといっても全てが自然由来成分で出来ているわけではありません。
髪を明るくや暗くする、白髪を染める為には科学の力が必要です。
それ以外の所では出来るだけ科学的なものを排除し、自然由来成分を使用した作りのカラー剤となっています。
多くの方がヘアカラーをされて髪を少しでも明るくしている方が多い中、その明るさのまま白髪も染めたい場合は科学の力を借りなければ出来ません。
全ての科学を排除してしまうとヘアデザインを楽しむことが少なくなってしまいます。
エッセンシティのような自然由来成分と科学の力を上手くブレンドしたカラー材を利用することをオススメします。
もちろん、エッセンシティは通常のカラー材と同じ分類ですので、パッチテストが必要で、お肌の弱いかたは染みたり被れたりする場合もあるので注意が必要です。
しかし、普通のカラー剤に比べると優しい作りになっているのでお肌や髪に優しく、色持ちもとても良いです。
特に、地肌から塗布することが多い白髪染めなどは刺激が少ないのでオススメです。
デメリットとしては希望の明るさや色味が出せない場合があったりします。
カラー剤を例に少しオーガニックヘアケアを説明させて頂きました。
何度もお伝えさせて頂きますが、
オーガニックヘアケアとは自然なものだけでヘアケアを行うわけではなく、できるだけ植物由来のものをして、必要最低限の科学の力を借りること
また、オーガニック製品を使用することで、環境に配慮することにも繋がります。
製品の容器などはリサイクルやリユース出来る素材でつられたり、二酸化炭素の排出に考慮した地球に優しい作りとなっています。
ヘアスタイルづくりやヘアケアにはオーガニックやナチュラルなものだけでは出来ません。
私共美容師がしっかりと使うものの成分を理解して、最低限の科学の力だけを利用して行けば、末永くヘアスタイル楽しめると考えます。
さらに、環境問題にも取り組めます。
アールではオーガニックヘアケアをこれからももっと突き詰めて行きたいと思います。
LEAVE A REPLY