白髪の出てくる原因は、男女共に30代半ばから加齢・ストレス・遺伝・病気などが主になります。
白髪を黒髪に戻すことはなかなか出来ませんが、白髪の進行を遅めたり予防することは出来ます。
白髪発生の平均年齢は
男性が34歳
女性が35歳
前後と言われています。
主な原因は
加齢・ストレス・遺伝・病気・・・
など言われています
40代以降ならほぼ加齢が原因となってきます
更に、55歳前後になると髪の毛の約半分が白髪になると…
加齢による白髪をどう増やさないようにしていくか?
予防・ケアがとても大切です
どのようにするか?
30代からの白髪ケアやヘアカラー(白髪染め)について少しご案内させて頂きます。
30代からの白髪ケア(白髪染め)
まずは白髪の原因を知ること
『なぜ白髪が出るのか?』を知る
◎白髪になる1番大きな原因は?
『毛根の中にあるメラノサイトという色素細胞の活動が低下してくること』
メラニン色素を作る細胞で、メラニン色素が髪に含まれなくなってしまうのが原因です。
遺伝や加齢による影響が大きいと言われています。
◎そして最近になりわかってきた原因は?
『髪の毛が生まれる毛根の中で生じる活性酸素の「過酸化水素」が、過剰に増えること』
黒い色素を作り出すチロシナーゼ酵素の中の「メチオニン」というアミノ酸を酸化させてしまい、酵素としての働きを死活させてしまい、黒く出来なくするのが原因です。
◎その他の原因は?
『生活習慣 ・食生活 ・病気 ・頭皮ダメージ・ストレス・・・など』
次に白髪にならないような生活習慣を心がけること
睡眠不足、運動不足、暴飲暴食、喫煙、ストレス、無理なダイエット・・・など
血行を悪くし代謝を下げるような生活習慣は、白髪が増える原因を作ります。
無理なく、少しずつ改善出来る様にしていく事が大切です。
さらに髪に良いものを意識して食べること
髪の主な材料になる栄養素を意識して食べることがとても大切と言われています
白髪の予防だけでなく、髪全体の健康にもなります!
【タンパク質】
タンパク質は大豆や肉類、魚類、卵などに多く含まれています。
【亜鉛】
亜鉛は、食事から摂取したタンパク質を効率的に髪に活用するという働きがあります。
牡蠣、シジミ、納豆、エビ、イカ、タコ、黒ごまなどに多く含まれています。
また海草類に含まれるミネラルにも白髪予防効果があります。
【ビタミンA、C、E】
ビタミンA、C、Eは血行促進効果があります。
メラノサイトの細胞活動を活性化させる役割を果たしてくれます。
大豆、ゴマ、アーモンド、アセロラ、パセリ、ブロッコリーなどに多く含まれています。
【セレン】
セレンは白髪の原因となる過酸化水素を分解してくれます。
かつお節やあん肝などの魚介類、豚の肝臓、卵、きな粉、などに多く含まれています。
【鉄分】
鉄分は過酸化水素を水と酸素に分解して除去する働きがあります。
きくらげ、ひじき、あおのり、煮干し、抹茶、干しエビ、あさり、しじみ、きな粉などに多く含まれています
現代の食生活ではなかなか思うように栄養が摂取出来にくいと言われていますが、少しずつでも意識してとることが大切と言われています。
美容室ではヘッドスパで頭皮の血行促進&毛穴のクレンジングを行うこと
頭皮の血行が良くなれば、メラノサイトの活動も活発になり、髪にメラニン色素が行き渡るようになります。
当然、白髪が生えにくくなります。
定期的にヘッドスパで頭皮マッサージを行うことにより血行促進されメラノサイト活動が活発になり、メラニン色素が浸透しやすくなります。
また、普段のシャンプーで取れない毛穴迄しっかり綺麗になることにより、頭皮の栄養剤などしっかりと浸透定着してくれます。
ヘッドスパのマッサージでリラクゼーションでき、ストレス解消にもなります。
ヘアカラーをファッションカラーにするか白髪染めにするか?
白髪が出てくると多くの方がヘアカラーをどうするか?
迷いが出ると思います?
- 今までヘアカラーをしていなかった方はヘアカラーをするか?
- 今までヘアカラーをしていた方は今まで通りのファッションカラーにするか白髪染めにするか?
- ファッションカラーだとどれくらいの明るさにすると白髪が目立たなくなるか?
- 白髪染めにするならばどれくらいの明るさが良いか?
- 白髪染めまではしたくないがファッションカラーでカバー出来ないか?
- ヘアカラーをしたいが肌が弱いのでどうしたら良いか?
- 白髪が部分的に集中してあるのでどのように染めたら良いか?
などまだまだ多くのお悩みがあると思います...
様々なケースが無数にありますが、ここでは代表的な例を取り上げたいと思います。
1今までファッションカラーで髪を自然に明るくしていたが白髪気になりだした
一番多くご相談することが多いのがこちらになります。
今まで自然とヘアカラーを明るくしていたけど生え際や分け目に白髪少しずつ出てきた。
出来るだけ目立たないようにしたい。
このような場合にはどうするのか?
1.出来るだけカラーの周期を空けないように今まで通りのファッションカラーを続けていく
はじめは白髪もちらほら程度の場合はヘアカラー周期を最高でも2ヶ月以内くらいを目安に出来るだけヘアカラーのしていない新生部(黒髪の地毛)が出てこないようにヘアカラーをしていきます。
茶色の髪と白髪だとあまり目立ちにくいが黒髪と白髪だと目立ちやすくなります。
2.全体は今迄通りファッションカラーを行い、白髪だけ拾って白髪染めをする
白髪が出始める所は、分け目や剃り込みなど自分から見える所に多く出始めてきます。
そこの場所だけ白髪をカバーするカラーにして、他の全体はいつも通りの明るくなるファッションカラーをすることで、出来るだけ白髪を目立たなくします。
3.ファッショングレイカラーで白髪をカバーしながら出来るだけ明るい髪色にする
白髪がまばらに点在する方にオススメの白髪をカバーするヘアカラーです。
ファッションカラーと白髪染めがブレンドされたようなヘアカラーになります。
白髪染めに直ぐに移行するのではなく、徐々に白髪が増えるのに合わせてファッショングレイカラーから始めて行きます。
ある程度明るく白髪をカバーすることが出来ますが、あまり明るさを優先すると白髪の染まりが悪くなります。
また白髪を優先してしっかり染めると全体の髪の色は暗くなります。
明るさと白髪の入りのバランスがとても大切です。
このファッショングレイカラーが30代からの白髪をカバーしながら明るくするヘアカラーの中心になります
*他にも様々な方法がありますが代表的な3例を挙げさせて頂きました。
美容室で行うヘアカラーやパーマによる過酸化水素の除去をしっかり行うこと
パーマやヘアカラーをする時に過酸化水素を使います。
特にヘアカラー(アルカリカラー)では100%過酸化水素を使用します。
白髪を隠す、カバーする為にヘアカラーしているのに、白髪を増やす原因になるものを使っている。
過酸化水素が髪や頭皮に残留すると白髪の原因だけでなくダメージの原因にもなります。
この過酸化水素を除去する為に『ヘマチン』という処理剤を使います。
残留する、過酸化水素除去を行い、白髪の原因であるメラニン色素の減少を抑えてくれます。
30代からの白髪ケア(白髪染め)のまとめ
年齢や個人差によって白髪の出方は様々です。
まずは、白髪の出てくる原因を良く理解して下さい。
白髪の出てくる原因は、男女共に30代半ばから加齢・ストレス・遺伝・病気などが主になります。
50代半ばになると、髪の半分近くが白髪になると言われています。
白髪を黒髪に戻すことは出来ませんが、白髪の進行を遅めたり予防することは出来ます。
その為には、血行を悪くし代謝を下げるような生活習慣は出来るだけ避けて、規則正し生活と食事が大切になります。
また、美容室や自分で行うヘアカラーも白髪を増やす原因になります。
適切なケアを行い、繰り返し行うヘアカラー剤から頭皮や髪を守りましょう。
アールヘアでは頭皮や髪に優しい89%自然由来原料使用の『エッセンシティオーガニックカラー』を使用しています。
日々の積み重ねが大切です。出来る所から実践してみてください。
LEAVE A REPLY